Archives 5月 2017

フランケンシュタイン

 

「フランケンシュタイン」

そうです。あの有名なフランケンシュタインです。

1931年、昭和6年の白黒作品です。

実際は、映画化としては2度目らしいのですが、

一般的には、この作品が広くよく知られています。

 

有名な話ですが、フランケンシュタインとは、この怪物(モンスター)を

創った博士の事で、

日本では、モンスターをフランケンシュタインと

思っている方も多いのですが、

ワタクシが思うに 漫画”怪物くん”のイメージがあるのでは・・・・・・・・(笑)。

しかし、この映画も初見なのですが、

す、すごい・・・・・お薦めです。

もう少し、丁寧に時間をかけていたならば、大傑作になっていたような作品です。

クラシックといえども、古めかしいところもなく、

特に、有名な、湖での少女との場面。(びっくりしました!)。

 

考えさせられました。いろんな意味で本当に怖い映画です。

 

先週の土曜日、日曜日、大阪南港のインテックス大阪で、

年に一度の LIXILリフォームフェアがありました。

両日合わせて、約6.000人のお客様が来られ、大盛況でした。

余談ですが、当日、HKT48の握手会とバッティングして、

ちょうど1ヶ月ほど前、他社のフェアに寄せてもらったとき、

こちらも 乃木坂46とバッティングしてしまい、

大混乱だったので、ちょっと心配していたのですが・・・・・・。

ガラガラでした。なんでやろ(笑)。

ダンボ

「ダンボ」

御存じ、ディズニーのアニメーション。これも、初見です?。

もしかしたら、小さい時に観ているかもしれませんが・・・・・・・・。

 

この映画が戦前の作品とは。

同じように戦前の作品の「風と共に去りぬ」を、

戦後に観た人が、

戦争に負けたのも納得したというのも分かります。

いじめとかも取り入れられており、またそれが個性だとか・・・・・・。

現在のディズニー作品にも通じるところがありますし、

相も変わらず人類共通のテーマ、差別などをあつかっています。

 

久しぶりに ディズニーランドに行きたいなあ(笑)

楽しいですものね。

 

関西のガラス業界に

大阪府板硝子商工業協同組合・関西板硝子卸商業組合・関西板硝子浩二協同組合・

大阪府鏡工業協同組合・大阪板硝子鏡加工組合・大阪府板ガラス技能士会

上記6団体があるのですが、

このたび、代表幹事になりまして(笑)、

笑い事じゃあなくて、いろんなことで大変ですわ。

勉強させて頂きます。

 

タイガース、がんばれ!  カープに負けるな。

稀勢の里、がんばっています。

わたくしも、先日、還暦を迎えさせていただきました。

がんばらなければ(笑)、ハイ。

 

素晴らしき日曜日

 

「素晴らしき日曜日」

黒澤明監督の初期の作品。

戦後の風俗を この映画も見事に表しており、

興味深く鑑賞致しました。

前作の「わが青春に悔なし」と共にクロサワの青春二部作とも

言われていますが、

実験的な試みには、

賛否両論があったというのも(観客に画面から賛同を求めるシーンなど)、

うなづけます。

確かに、男の映画はクロサワ、女の映画はナルセとは、

世間が言うように、いちがいには言えませんが、

やはり、この作品は、女性の表現や、恋愛もの(性のあつかいかた)は、

ちょっと、扱いづらかったような節が見えます。

 

キネマ旬報誌で、大林宣彦監督と評論家の川本三郎さんの

対談が掲載されていたのですが、印象に残った部分を少しばかり・・・・・・。

映画で学ぶというのが、大筋なのですが、

”どちらが正しいかと向き合ってみても、正義というのは

日本の正義と

アメリカの正義が戦って、つまりは勝ったほうの正義が正しかったと。

所詮、正義なんて人間の都合でしかない。

なので戦争という狂気に立ち向かうには人間の正気しかない。

また、こういうことも言われている、

ニュールベルグの裁判はやりやすかった。そこに悪人がいたから。

東京裁判はやりにくい。

悪人は誰一人いないのに、こんな大犯罪を行う。

(第二次世界大戦)”

 

”映画は時代を映す鏡であり、風化せぬジャーナリズム。

大切なことを面白く、楽しく観たり考えたり語り合ったりして学べる。

過去から愉しく学んで未来の上手な使い手に。”

確かに、映画は総合芸術の面をもっていると思います。

小早川家の秋

 

「小早川家の秋」

見逃していた、観たかった一本です。

御存じ、小津安二郎監督の、松竹ではなく、東宝での作品。

東宝のスターと松竹のなじみの俳優さんを

出演させた、オールスターの趣もある作品。

確かに豪華な俳優陣が

確かな演技を見せ(特に 新珠三千代さん、司葉子さん、杉村春子さんは

はまり役)

良かったのですが、いつもの小津調に比べれば、切れが悪い?

特に森繁さんは、なにか、よその庭にいるような

よそよそしい演技。

舞台が関西なのも珍しいですよね?

駅の看板に十三支店の文字が。(じゅうそうと読みます。ワタクシが生まれた産婦人科が

ありました。)

50年以上前の作品なのですが、こういうところも、

風俗的に 発見が有り、面白いですよね。

 

NHKの朝ドラ”ひよっこ”。

朝ドラらしく、楽しい展開になってきましたね。

前にも書きましたが、前回の作品は

舞台が神戸でもあり、芳根京子さんをはじめ、

応援する俳優さんがたくさん出ていたので、注目していたのですが、

(ワタクシ的には)

残念な?作品でした。

今回の作品は、団塊の世代がターゲットなのか、

東京オリンピックのころから始まり、音楽も、桑田さんの主題歌も

60年代調を意識した作り方。

先日の朝日新聞にも、朝日新聞の映画担当の石飛徳樹記者の

好意的な記事が載っていました。(この方の記事はいつも楽しく拝見させてもらっています。)

脚本は、岡田蕙和さん。ベテランの脚本家さんですね。

「阪急電車片道15分の奇跡」、おもしろかったです。(ご近所の話としても)。

それと、藤野涼子ちゃん、

「ソロモンの偽証前篇・事件」での達者な演技。

そのまんまの表現力、大した女優さんです。

さてさて、今後は・・・・・。

 

 

無限の住人

 

「無限の住人」

沙村広明による同名コミックを、三池崇史監督、木村拓哉主演で映画化する

アクション満載の時代劇。

無理矢理 永遠の命を与えられた孤独な万次に、

かたき討ちの助っ人を依頼する凜。

失った妹の面影を重ね 凜を守ることにした万次は、

凄絶な戦いに身を投じることに。(キネマ旬報からの抜粋)   78点

この手の作品は(笑)、いつも申し上げているように、

のるか、のれないか。

ちょっと、のり損ねました(笑)。

三池監督作品は、こういうことが多々あります。

「十三人の刺客」は、めちゃ、面白かったですよね。(お薦めです!)。

いろんなジャンルの作品を作られていて、いつも感心するのですが、

職人三池さん、

ちょっと、この作品は良くも悪くも無く、惜しい一本でした。

もうちょっと短くして、スピード感を上げた方が、良かったんじゃあないかと。

原作のコミックは、10年以上前に 弟から、息子たちに

もらったので 知ってはいましたが。

 

不老不死、

確かに、やり残した人生を無念に思う人は多い。(というか、ほとんどの人はそうですよね。)

だから、その人に変わって成し遂げていくのはいいんだけど。

原作漫画はともかく、

映画では、そこをどう観客を無理なくのせていくか、

それがポイントですよね。

 

杉咲花ちゃんを観に行ったのが一番の理由ですが、

ホントに花ちゃん、今が旬ですよね。 これからも期待しています。

それと、「虹の女神 Rainbow Song」の市原隼人君は

いい味出していましたね。

 

明日から、お休み。

ミサイルが飛んでこないことを、祈りつつ(笑)。